科目試験終了！
ぼくは慶應義塾の通信課程（法学部）に在籍しているんだが、
先週の土曜日（４月１０日）、その科目試験を受けにいってきました。
まあ、詳しい経緯を知らない人は、以下のブログでも参照してください。
＜関連ブログ＞
レポート提出完了！＜その１＞
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20100303
レポート提出完了！＜その２＞
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20100304
何度か書いているけど、慶應の通信課程ってのは、
１）テキストを自学自習で勉強して、
２）その科目のレポート課題を解答したレポートを提出して（だいたい４０００字程度）、
３）その科目についての科目試験を受けて、
４）レポートと試験の両方でＣ以上の評価をとると、
その科目の単位が認定される。
って、システムなんです。
で、４月の科目試験を受けるためのレポート締め切りが３月あたまだったんですが、その締め切りに間に合ったのは、日本政治史の１本のみ。そこでこの１科目の科目試験を受けるために、土曜日に慶應の三田キャンパスに行ってきました。
三田キャンパスは半年ぶりかな…。夏のスクーリング以来です。
＜関連ブログ＞
スクーリング始まる
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20090809
スクーリング２期が終わって３期へ…
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20090817
祭りのあと… 夏スク終了！
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20090826
校内にはいると、あ！あるはずの校舎がない！
そう再開発をやっていて古い校舎が壊されて、立て替え工事を行っています。半年も来ないと結構風景が変わるもんですな。
さて、所属しているサークル（と言っていいのかな？）のニフティ慶友会が確保した自習室にとりあえず足を向けると、夏スク（夏のスクーリング）の時に会った方がいらっしゃいました。
ちょっと話して、ちょっと勉強した後、時間になったので科目試験の大教室に向かいました。
科目試験前の大教室、う〜ん久々の雰囲気です。確かに夏スクの時も授業の最終日に試験がありましたが、あれとは違う独特の雰囲気。
夏スクの試験の場合には、１週間ぶっつつけの授業の後なので、近所の机に座っている人とも顔見知りだし、先生とも顔見知りになっているので、もうちょっとほんわかな雰囲気ですが、レポ提出後の科目試験はピリッとした感じがあります。
レポ提出後の科目試験を受けるのは、もう１０年ぶりぐらいです。前に文学部に在籍していたとき以来…。
試験開始前に解答用紙と問題用紙が配られるんだが、問題用紙には同じ時間帯の試験科目の全ての試験問題が載っています。大抵の科目の試験問題は、１行で書かれていて、「〜について論述しなさい。」という形式。日本政治史もそういう設問でした。
開始のチャイム前に、裏返しの問題用紙を透かして問題を盗み見るのはまあこの手の試験の常套です。
透かしてみたところ「こざとへん」が見える。
はは〜ん、「薩摩」だな。
早速、開始のチャイムが鳴る前に薩摩についていろいろ論理を組み立てる。薩摩だと明治を中心に書けば良さそうだな、薩摩出身の政治家は…黒田清隆、松方正義、西郷従道…
そしてチャイム！
試験官の「はじめてください」の合図！
問題用紙を表にすると…
あ！「陸軍」だった！！！…orz
そう「こざとへん」は、「薩」のこざとへんではなく、「陸」のこざとへんでした。
「陸軍」となると、話題の中心は大正以降から終戦までになります。
論理を組み立て直しになります。
とはいえ、一応勉強してますし、明治よりもむしろ昭和の軍部台頭期のほうが基礎知識をもともと持ち合わせているので、ちゃんと解答用紙の表側をビッシリと埋めてきました（裏側に書いても採点しません、という注書きがあったんで…）。
一応、桂太郎から政党政治、満州事変、石原完爾、板垣征四郎、浜口雄幸、政党政治の終焉、血盟団、永田鉄山、皇道派・統制派、５．１５、２．２６、支那事変、大政翼賛会、東条英機つうラインはとりあえず書けました。
まあ、評価はわからんが、もらったかな、って感触でした。
開始後、４０分ぐらいで試験会場を出てきたが、論説書きまくった後の右手のしびれる感じの疲労感がたまらなくイイ！！
そしてこの開放感！
そして解答書き終わった後の達成感！
これがいつまでも学生やめられない理由かも知れません。
この後、ニフ慶（ニフティ慶友会）の自習室にもどり、仲間たちとひとしきりだべったあと、それでもしゃべり足りなくて、飲みに行きました。
結局、１０時過ぎに２次会を中座するまで飲んできました。その後、まだやっていたみたいですが、みんな元気あるなぁ〜。
翌日曜日にも試験ある人が１０時の時点でまだ飲んでいたので、大丈夫なのかなぁ、とちょっと心配しつつ、家路につきましたとさ。
おしまい
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