草津スキー2
前回のつづきです。
草津スキー1 <突入編>
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20140219
金曜の晩に草津温泉にたどり着いたオイラたち一行は、
翌朝、窓辺より外を見て、ビックリするのです・・・
雪の重みで、木が折れてる・・・
ウェブサイトやツイッターやフェイスブックで草津スキー場の営業状況を確認するも、もちろん大雪のため休業・・・
つうか、外が猛吹雪でそれどころじゃないって感じですねぇ・・・
「こりゃ、スキーは無理だよねぇ・・・」なんて話しつつ、テレビを付けると、関東甲信越はすごい状況だということがわかってきました。
特に甲府、前橋、秩父あたりでは聞いたことない積雪量の値を記録しているようです。
こりゃ、あかんわ・・・
とりあえず、あらかじめコンビニで買ってきたおにぎりとカップ味噌汁で腹を満たして、今後の日程を考えます。
マンションの管理人さんが言うには、草津道路が雪で閉鎖されたそうな・・・
え?ひょっとして「こ・り・つ?(孤立)」(はぁ〜とま〜く)
結局この日はやることがなくなってしまったので、とりあえずボク一人で湯畑方面に偵察に行くことにしました。
10時半頃(15日土曜)、リゾートマンションを単身で出発。出で立ちはスキーウェア&鉱物採集に使っているゴム長靴です。
いやぁ〜、このときほど、ゴム長靴最強!と思ったことはありませんw
マンションの玄関より外に出て振り返ると、玄関の屋根にはありえない積雪量!
ちなみに前回(一昨年)の同じ時期の玄関の写真と比較すると・・・
どうですか、みなさん、この違いを・・・
まあ一昨年はちょっと少なかったかなw
で、駐車場のほうを見ると・・・
ありゃぁ・・・、こりゃ人力じゃとても無理なくらい、クルマが雪に埋まっとる・・・
腹きめなあかんわw
さて、玄関をでて湯畑方面にゆく道をラッセルしながらトボトボと歩いて行くと、
どうもバスが雪に阻まれハマったらしく、運転手さんは除雪車を呼びに行ってました。
さらに進むと除雪作業をしている重機に遭遇。
重機の横を抜け、さらに進みます。
その先でおじさん(70歳は越えてそうなので、おじいさんと言うべきか)が除雪作業をしていて、挨拶したらちょっと立ち話になりました。
なんでも15年ぶりの雪だそうな・・・
(↑と、このときは言っていたけれど、午後にまた同じおじさんと立ち話したら、今度は40年ぶりと言っていた。管理人さんも40年ぶりと言っていたので、40年が確かだろう)
おじさんと10分ほど話した後、さらに湯畑目指して歩きます。
雪はしんしんと降っております。
そして、温泉街中心部に向かう坂を下ります。
まだ除雪もされていないので、ラッセルですねぇw
こういう場所は長靴最強!!!
坂を下ると、温泉街です。
大滝乃湯を左に見て、右手の湯畑方面に向かいます。
この時間だと、温泉街のこの道も除雪が追いついていないよう・・・
とはいえ、温泉街の住人も手をこまねいているわけではなく、一部で除雪作業は始まっていました。
草津温泉では道路の真ん中のマンホールの蓋を開けて、そこに雪をじゃんじゃんぶっ込んでいくんですねぇ。
マンホールの中はすごい勢いで流れる温泉水の排水。もちろん湯気が立つほど暖かいので、放り込んでもすぐに溶けて雪で詰まることもないんでしょうな
ほどなく湯畑に到着。
こんな湯畑みたことない!!!
ちなみに平時の2月(一昨年)の湯畑はこんな感じ
(ほぼ同じ位置から撮影)
この雪の中でも観光客はいるんですねぇ・・・
湯畑の周りを散歩する方がちらほら、というか、僕らと同じように草津に閉じ込められて、暇つぶしに散歩しているのでしょうか?
ふたつの外湯の屋根に積もる雪からもこの大雪が尋常じゃないことがわかるでしょ?
これ群馬県内ですぜ、旦那w
一応、湯畑までは行けることが判明したので、一旦マンションに戻ることにしました。
おまけ
<自動販売機に積もった雪>
つづく
草津スキー3 <孤立編(2)>
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20140225