ロバのコラム

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六助探索20091107 六助どんだけ〜  その1

懲りません。
今年4回目の秩父鉱山六助鉱床探索です。
1995年以来、計9回目の訪問です。
この登った回数でも
「もう、どんだけ〜!」 って、感じですが、
今回もいろいろと発見してしまって、行くたびに何かでてくる六助鉱床自体が
「もう、どんだけ〜!」 です。

一応、昨年夏からのいきさつはこんな感じ…

【2008年8月】…悪天候のため堰堤2つで断念。
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20080905
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20080911

【2008年10月】…リベンジ。六助沢遡行ルートで貯鉱場へ。
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20081007

【2009年7月】…貯鉱場より上の沢を目指す。不発。
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20090729

【2009年9月】…初の同行者。事前調査でさらに奥に施設跡がありそう、つうことで探索。
鉱物採集より鉱山遺跡探索の旅になった。
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20090907
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20090908

【2009年10月】…同行者2名、目的は六助沢遡行ルート以外の山腹ルートの開拓。
事前調査の通り、新たなルートを発見。+αの発見も(これはヒミツ)。
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20091019

今回もいろいろありました。
今回は単独行で、前回の探索(10月17日)に発見した山腹のトレイルを伝って、六助沢の奥を目指しました。2回目なんで慣れたせいか、この道は楽で「ホントにイイ!」です。ただ六助沢遡行ルートよりも距離的には長いので(2倍弱かな、取り付き点がだいぶ下の方なので)、ちょっと時間がかかるのが玉にキズです。
だいたい取り付き点から貯鉱場下までは、1時間強かかります。これは六助沢遡行とほぼ同じくらいかな…。9時40分頃に登りはじめて、11時前には貯鉱場下の沢のとこまで到着しました。
ちょっと休憩した後、とりあえず今年7月に目指した貯鉱場のすぐ北の沢を目指しました。

つづきはゆっくり書きますが、とりあえず写真をば…

この山腹トレイルに、黒い樹脂製のパイプが並行して走っています。
どうも六助沢の上流の鉱染水をニッチツさんの工場へと誘導しているみたいです。
そして、この鉱染水はシックナーを改造した排水処理槽で処理されているようです。

山腹トレイルからの眺め


紅葉のシーズンなので、所々にきれいに色づいた木々が見受けられました。

紅葉といえば、この日はなんだか中津川界隈が朝から騒がしかった。
いつも誰もいないのにこの日は路上駐車の嵐!
そして定年前後のおじさまたちが紅葉している樹木に群がりシャッターを切りまくる。
それだけならよいが、道の真ん中に三脚立てて撮影にいそしむおじさまも。
あぶないのでパッシングすると、「なんだよ」ってなかんじでガンを飛ばされました。
おいおい、普通に道なんですが…
あの世代のふてぶてしさにはホトホト呆れます。
さすがにこれらのおじさま方は道路周辺までが行動範囲で、ここまで上がってきません。
お陰で静かな山歩きを楽しみました。



貯鉱場のある尾根への分岐。
初冬の弱々しい日差しがなんとも心地よい情緒をつくってくれます。

つづく。

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