会話のない社会
先日、会社での出来事。
工場にいるので、会社に行くと作業着を着ているんだけど当然行き帰りに着替えるわけね。
で、そのための更衣室があるんです。夜、帰ろうと思い更衣室に向かいました。そしたらそこで、３人が話をしていました。２人は着替えながら、１人はロッカーに寄っかかって。ぼくはそこから３メートルばかり離れた場所にロッカーがあって、そこで着替え始めました。着替えながら聞いてみると、どうも上司の悪口を話しているようでした。上司が臭いだのなんだの...、と。まあオイラには関係ないし、話している人も顔は見たことあるけど名前は知らない人ばかりでしたのでしらばっくれて、着替えていました。そこにぼくの上司のＳさんがやってきて、その話を聞いて「そんなこといっちゃだめだよ〜」なんて言いながらも、少し話はしていました。
さて、ぼくのほうは着替えが終わり、「お先に」と言ってその部屋を後にしました。
翌日...
上司Ｓさんと何気なく話していたら、「そういえば昨日、Ｋ田くん（以下、"きよたん"と命名します）が怒っていたから気をつけな」と言いました。なんのことだかさっぱりわからなかったので、その趣旨を聞くと、どうも昨日の晩、ロッカーに寄りかかって話をしていたのが"きよたん"で、ぼくが着替え終わるのを待っていたそうです。「Ｋ田」というロッカーがぼくの隣にあったのは知っていたんだけど、まさかそれが彼だとは思わなかったのでビックリ。いつも着替える時間がずれていたので、鉢合わせたことがなかったんだよねぇ。それにここに来てから長くもないし（半年ぐらいだけど、そのうち２ヶ月は交通事故で休んでたんで）、まったく違う建家（分析棟）にいる人だから、接点ないし。ロッカーのサイズは幅が１人分で２０センチ程度、ぼくが荷物を置いたら確かに邪魔だよね。でも「ちょっとごめん、そこオレのロッカーだから」の一言ぐらい言ってくれれば、どくのにね。だってそのロッカーの持ち主だったなんて知らないから、どきようもないし...。
これで終わればよくある話？
まだつづきがあるんだ。翌日、ロッカーに行ったらぼくの隣のロッカーは「来客用」になってた。唖然...
そして"きよたん"のロッカーはその５個ぐらい先、以前「来客用」だったところになっていました。お察しの通り、彼は怒ってロッカーを移動したんだよね。
あはあはあは（力無き笑い...）、そこまでやるかね...
もう呆れました。やることが子供です。
でもやってる人は４０過ぎの大人ですよ！！
だけど独身だけど...、やっぱりね...
あ、ごめん、独身に対する偏見じゃないです。
で、これじゃ、こちらとしてもなんだかやりきれん。
どうする？
そうだ、謝りに行ってやろう！
ということで彼の元に向かいました
朝の朝礼が終わった後に彼を捕まえました。
技術部棟の入り口あたりであやまってあげました。
向こうはまさか来るとは思っていないからかなりビックリしてました。
そして「荷物広げたことに対する謝罪」「あなたを知らなかったこと」「一言言ってくれや」っつうことを話しました。
"きよたん"の反応は
「ああいう風に広げられると、困るから気をつけてくれや」
と上からの物言い。
でもなんだか楽しかったなぁ〜
なんでかって？
それはヒ・ミ・ツ！
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