ロバのコラム

『ロバのティールーム 』 https://www.robanotearoom.com のコラムです。

喫煙所外交

だいぶ禁煙傾向が社会に広がってきてタバコアレルギーのぼくには過ごしやすい世界になってきました。ま、ホームページにも書いているけど、
「吸いたいやつは勝手に吸えや、ただし俺の前では吸うな」
というのがぼくのスタンスですので、誰かがどっかで吸っていようが私の前にいなければしったこっちゃありません。ヤクに溺れて太く短く生きるのも個人の勝手ですから。ヒトの健康を気遣って、他人に吸うなと強制する気はさらさらありません。ただ自分に火の粉が飛んできたら払いのけるまでです。
さて本題にはいりましょうか。
分煙傾向が世に広まるのは結構なんですが、それにともなって生まれたのが「喫煙所」という小部屋。この小部屋が有ること自体は歓迎すべきことなのですが、そこでどうも様々な話がされているようです。
特にお偉いさんがスモーカーの場合は、会社の重要事項とかその部屋で決めてしまったりしているようで、ノンスモーカーにとってはこれがなんとも面白くない話、というか...
まあ、タイトルにもあるように喫煙所外交ですな
うちの会社もわりと偉いヒトが吸うんで、結構喫煙所でコソコソ何か決めているみたいなんです。別にコソコソやっているみたいではないんですが、結果的に小部屋でコソコソやっているようになるわけです。だからスモーカーのヒトは知っていてノンスモーカーは知らない
なんて情報格差が生まれてくるわけです。なんか腑に落ちませんな。
まあ昔から日本の社会の傾向は重要事項が会議室ではなく料亭や居酒屋で決まる傾向がありましたから、その喫煙所バージョンですな。
日本社会というのはいつまでも形式主義だから、何かをする、例えば「酒を飲む」とか「タバコを吸う」といった共通の行為に付随するかたちでしか懐に入っていくことができないんですかねぇ


ロバのティールーム
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