ロバのコラム

『ロバのティールーム 』 https://www.robanotearoom.com のコラムです。

草津でスキ〜

2月の半ばの週末、嫁父とふたりで草津にスキーに行って参りました。
しかも2泊3日で…www
「嫁父と2人で…」ってのがウケるっしょ?www
なかなかこういう組み合わせで巷の人は旅行にはいかんよなぁ〜
もともとは12月の父(実父)の法事(3回忌)の時に、嫁父が
「友人がリゾートマンション持ってるからスキーいかんかぁ〜」
って提案したことに対して、ボクの弟が
「行きましょ、行きましょ!」
って答えたことに端を発しています。


しか〜し、このボクの弟は、妻稟議を上げてみるものの認可に至らず、あえなく戦線離脱。
(この妻、けっこうな抵抗勢力で、今年の夏山行も危ぶまれている。なんだかなぁ〜。うちなんか二つ返事でオッケーなんだが、人間がちい…(おっと、いかんいかん))


仕方がないので、嫁と子供たちも連れてこか〜、ってな感じで考えていたんだが、
予定日1週間前に長女が水疱瘡を発症!!
結果、嫁&子供道連れ計画もあえなく頓挫。
嫁父とふたりで行くことになりました。
まあ、オイラと嫁父は仲良しなんで何の問題もないんですが…


2月18日(金)早朝、嫁父運転のクルマでさいたまを出発。
埼玉県内では雨だったが、群馬に入るころには曇り空に…。天気はなんとかなりそうか…
車内ではもっぱら最近新鉱物として認定された千葉石の話をしてました…w、どんだけ〜(ちなみに嫁父は鉱物オタではない…)。


「千葉石」ついに新鉱物に登録!
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20110216


「千葉石」の続報
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20110217


上里SAで運転を交代し、渋川伊香保ICで関越道を降りて、吾妻川に沿う国道をひた走ります。
道はスイスイ、11時前には草津温泉内のリゾートマンションに到着。
草津は曇り、雪もちと舞っている感じ…



<宿泊したリゾートマンション(2日目に撮影)>


荷物を降ろして、スキーウェアに着替えて、スキーにワックス塗って、ゲレンデに向かいます。
12時過ぎにはゲレンデに到着。半日券を購入後にゲレ食にて昼飯をとりました。
昼飯後、さっそくゲレンデへ…。
草津のスキー場は初めてなんだよねぇ〜。お隣の志賀高原はもう数えられないくらい行ったが…。



<初日のゲレンデ状況>


ごらんのように、高曇りの状態、しかも風がものすごく強い!!
この風のせいで、御成山ゲレンデより上のリフト・ゴンドラは全てストップ!
おいおい、全ゲレンデの3分の2が滑れないやんけ〜!!
結局この風は夜まで収まらず、上のリフト・ゴンドラは動くことはありませんでした。


草津国際スキー場のゲレンデマップ
http://www.kusatsu-kokusai.com/winter/course/index.html



<ゲレ食にKFCが!>


いまは、KFCがゲレ食になる時代なんだねぇ…
時代が変わったわい…



<オイラのスキー姿。ウェアがレトロすぐるwww>


そしてオイラのウェアは1990年代のまま…
前世紀の遺物です。
こんなウェア着ている人は皆無です。お陰でよく目立つ。


さて、この日は結局5時前まですべりました。まあ、足慣らしつうことで・・・。


翌土曜日は…



<2日目のゲレンデは快晴!人物は嫁父。>


この日はピーカン!雲一つない快晴です!
昨日がウソのよう…
ぼくらはもう8時半にはゲレンデにいて、今日は昨日行けなかった上を目指します。



<リフトから逢の峰方面をみる>


リフトとゴンドラを乗り継ぎ、草津白根山山頂へ。
山頂からは志賀高原、戸隠や妙高、はたまた遠く北アルプス穂高連峰まで眺められました。



<元白根山頂から志賀高原横手山方面をみる>



<元白根山頂から穂高連峰が見えた!>


そして…
昨日の風の贈り物、積雪のいたるところに風紋が…
あまりにもキレイなので写真を撮りまくりました。



<前日の風のおかげで風紋がキレイ!!>



<風紋アップ!>


この手のフラクタルチックな自然造形美は大好きなんですなぁ、おいら…
眺めているだけで恍惚に浸れます。
もうこれだけで、ご飯何杯でもいけます(謎)。



青葉山ゲレンデは適度に斜度があって良い!ウェーデルンで飛ばせまっせwww>


嫁父とオイラはだいたいスキーのレベルが同じぐらいで、ふたりともたぶん1級〜2級ぐらいの技量はあります。だもんだから、ついつい滑り過ぎちゃう…。たぶんロングコースを20〜30本は確実に滑っていると思う。お父さん(義父)はもう60過ぎているのに大したタフさです。
しかし、8時半からぶっ続けで滑っていると、さすがに昼頃にはクタクタです…


お昼を摂ってからも滑りましたが、だんだんムリな滑り方をするようになってくるので(ムリに体を回してターンしようとする)、3時には上がろうということになりました。


スキーの後も、ここは草津!温泉があるじゃないですかぁ〜!



<言わずと知れた湯畑(初日撮影)>


マンションに戻ると、「外湯でもいきましょう」つうことで、外湯巡りへ。
とりあえず湯畑のすぐ前にある「白旗の湯」へ。
実は前日の夕食後にぼくはここの湯に入っていたのだぁ(その時はお父さんは外で待っていた)。
で、結構いい湯だったので、今回はお父さんも誘いました。



<湯畑近くの外湯、「白旗の湯」。>



<「白旗の湯」の中>


ここの湯は湯船が2つあって、一方は透明で熱くて、片方は比較的温めで白く濁っている。透明な方がなんかチクチクする感じのキツめの湯で、白い方はすべすべしてやわらかい。
ぼくは違う源泉なのかとその時は思ったのだが、調べてみると、同じ源泉で片っ方はさましているだけのようだった。それでもお湯に入った感触があんなに違うとは、なんだか驚いた。


白旗の湯(「温泉みしゅらん」より)
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/sirohatanoyu/sirohatanoyu.htm


白旗の湯(「らくだジャーナル」より)
http://www.rakuda-j.net/onsen/gunma/shirahatanoyu.htm


そして、2湯目。千代の湯。



<外湯「千代の湯」>



<「千代の湯」のなか>


1湯目から10分も経たぬうちに2湯目にはいるオイラにお父さんあきれ顔。ぼくは凝り性なので、目の前にあると試さずにはいられない。お父さんには外で待ってもらい、ボクだけが入湯。
この湯は白旗の湯に比べて、おとなし目の湯に感じた。
でも、まぁ、同じ草津温泉内なんで泉質は大きくは変わらないね。


千代の湯(「温泉みしゅらん」より)
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/chiyonoyu/chiyonoyu.htm


千代の湯(「らくだジャーナル」より)
http://www.rakuda-j.net/onsen/gunma/chiyonoyu.htm


つづいて3湯目、マンションへ帰る道すがらに見かけた「長寿の湯」へ。
ここはお父さんと一緒に入りました。ここのお湯は、千代の湯にちょっと泉質が似ていて、わりと大人しめの感じかな…。


長寿の湯
http://www.geocities.jp/oyu_web/t1061.html
http://www5.airnet.ne.jp/hiromi/publicspa/14gunma/htdoc-gun/kusatu09.htm


長寿の湯を出て、帰り道、町営住宅横に公衆浴場っぽい建物が…。覗いてみると、ここも外湯。
さっそく4湯目行きますか!
さすがにお父さんは付き合いきれないということで、マンションに一足先に戻って貰いました。
ここの湯の名は「長栄の湯」、町営住宅の横だからこの名前なのでしょう。
ここでは、町営住宅に住む小学1年生の男の子と談笑しながら湯に浸かりました。


長栄の湯
http://onsenoyazi.blog81.fc2.com/blog-entry-301.html
http://www.geocities.jp/oyu_web/t1057.html


結局、この日浸かった外湯は4湯、さらにマンションの共同浴場にも入っているんで5湯です。
草津には何湯あるんかなと、調べてみたらいいサイトがあった。


草津温泉共同浴場一覧
http://www5.airnet.ne.jp/hiromi/publicspa/14gunma/htdoc-gun/kusatu-list.htm


これによると、全部で18湯あるらしい。
そのうち、今回はいったのは…


 1)白旗の湯 … 源泉: 白旗
 2)千代の湯 … 源泉: 湯畑 
 3)長寿の湯 … 源泉: 湯畑
 4)長栄の湯 … 源泉: 万代鉱


そして、マンションの湯は源泉が万代鉱。
つまり、今回は「白旗」「湯畑」「万代鉱」の3源泉を制覇したことになります。
次回くるときは、他の源泉にもチャレンジしたいです。


さて、土曜の晩は、草津でもう1泊しました。
金曜・土曜とぞんぶんに嫁父と飲み語ったことはいうまでもありません。


翌日曜は帰宅日。スキー・温泉には目もくれず、朝に草津を出発し、お昼にはさいたまに着いていました。渋滞知らずの快適なスキー旅でした、おしまい。


蛇足
本文中でも引用しましたが、ぼくのお気に入りの温泉サイトはここです。
結構、しぶい温泉が載っててよいです(もう数年来、愛読しているサイト)

らくだジャーナル
http://www.rakuda-j.net/

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ロバのティールーム
http://www.k5.dion.ne.jp/~himar/