北アルプス燕岳山行＜その４＞　合戦小屋→燕山荘→縦走路

前回のつづきです。

前回の日記
「北アルプス燕岳山行＜その３＞　中房温泉→合戦小屋」
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20110730

合戦小屋から先は急登も終わり、ダラダラ尾根歩きになります。
燕山荘までのコースタイムは１時間ほど標高差も２００ｍほどしかないので、
いままでの登りとはだいぶ違います。しかも、展望もよくなるし…

＜燕岳周辺図＞

＜合戦尾根登り、だいぶ木が減ってきた＞

だいぶ木が減ってきて、展望が開けてきました。
これだけ立木が減ってくると、風も通るので、少しは暑さが解消されます。

＜雲の隙間から槍ヶ岳が見えた＞

＜槍ヶ岳の拡大写真＞

そのうち、進行方向左側に槍ヶ岳が顔を見せるようになりました。
思わず、立ち止まって見とれる回数が増えてきます。
やっぱり、北アルプスのトップアイドルは槍ヶ岳だよなぁ〜
つくづく思う…

＜目指す燕山荘が見えてきた（左の山のてっぺん）＞

そして、目指す燕山荘が正面に現れてきた…
でもまだ遠い…
しかし、一歩一歩、高度を稼ぎ…（でも、暑すぎる…）

＜合戦尾根登り、燕山荘が間近に…＞

燕山荘は徐々に近づいてきます。

＜合戦尾根登り、槍ヶ岳もだいぶ近くなってきた＞

そして槍ヶ岳もだんだん近づいてきます。

＜燕山荘を望む＞

＜合戦尾根登り、歩いてきた道を振り返る＞

歩いてきた道を振り返りました。
合戦小屋ははるか彼方になりました。

＜合戦尾根登り、燕山荘直下の雪田、テントサイトも見える＞

燕山荘直下の雪田が見えると、合戦尾根もいよいよクライマックス！
お約束通り、雪田には足跡を残してきましたｗ
そして稜線へ…

＜燕岳の稜線に出た！＞

稜線に出た途端、一気に視界が開けます！
高瀬川を挟んで向かい側の稜線、裏銀座コースの全貌が見えました。
そしてその稜線の南端には盟主・槍ヶ岳が…

＜燕岳稜線、北を見ると燕岳が見える＞

燕山荘の載る稜線の北方向を見ると、間近に燕岳が見えます。
花崗岩むき出しの山容は一種独特ですな。

＜稜線に着いて一息つくマサさん＞

稜線上で一息つくマサさん。気の毒なことにこの時点で10時、マサさんはタイムアップです…。
恐妻？の待つ下界に下りなければならない…
マサさんとオイラで先行して登ってしまったので、とりあえず燕山荘の前で後続を待つことにします。

＜燕山荘への最後の登り＞

燕山荘まではほんのちょっと登ります。

燕山荘
http://www.enzanso.co.jp/
http://tubame1921.blog98.fc2.com/

３６０度の展望を楽しんでいると、後続がだんだんやってきました。

＜後続の弟とイトコのよっちゃん＞

みんなが上がってきたところで記念撮影です。
オイラの親族グループで写真を撮ってもらいました↓

＜槍ヶ岳をバックに親族スリーショット、弟（左）・オレ（真ん中）、イトコのよっちゃん＞

やっぱ槍に行きたいよねぇ〜、来年は槍にすっか〜、なんて話になりました。
ボクも槍はまだ行ったことないんだよねぇ…
穂高連峰はあるんだけど…、もう15年以上前だけど…
あの時はテント担いで、
上高地〜岳沢（泊）〜前穂〜奧穂〜涸沢（泊）〜上高地
ってルートで歩きました。よくテント担いであの岩稜帯を歩いたよな…
若かったからパワーはあったんだろうなぁ

記念撮影が終わったとこで、マサさんとはここでお別れ。
後ろ髪引かれる想いで彼は下山していきました。燕岳の頂も踏むことなく…
かわいそうだなぁ…

さて、今回もお気楽登山なので、小屋泊まり。
まだ朝の１０時ですが、今夜の宿、燕山荘にチェックインです。
チェックインといっても山小屋、基本は雑魚寝。
当初は個室を考えていたんだけど、
燕山荘に事前に問い合わせると、海の日の３連休は混雑が予想されるので個室はやらない、とのこと。
つうことで、雑魚寝確定です。
でも早めに着いたので、わりといいとこを確保できました。

今日は、この燕山荘泊まりなので、この後、行くべき所は特にない。
とりあえず、昼ご飯を食べて、表銀座コースの行けるところまで行く、ということになりました。
出来れば大天井岳の山頂まで行きたいなぁ…、でも時間的にはかなりタイト、往復５時間くらいかかる…
みんななんとな〜く、もう大天井まで行く気がない、だら〜んとした雰囲気になりました。

いずれにしても昼ご飯を…
お気楽登山なので、昼も小屋で喰う、って感じで、
さっそく燕山荘の食堂で昼飯を、って感じでいたら、まだ早すぎて営業時間外。
１１時半ぐらいにならないと始まらないらしい…
まだ１０時過ぎです。
結局、カップラーメンを買って、昼飯を摂ることになりました。

オイラは非常用にインスタントラーメン（中華三昧）とアルファ米を持っていて、
さらにコンロと食器も持ち合わせているので、中華三昧を作って喰うことにしました。

＜燕山荘の食堂で昼食（といっても１０時台）、左からＴくん、Ｙくん、よっちゃん＞