空から日本を見てみよう(九州採集旅行番外編)その2
前回の続きです。
空から日本を見てみよう(九州採集旅行番外編)その1
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20121120
大阪を過ぎたところで、機体の反対側の窓に行ってみると・・・
<たつの市周辺の地形>
兵庫県の山並みが・・・
このあたりは低い山が広がっていますねぇ・・・。
あとで調べてみると、ちょうど写真を撮った場所は「たつの市」上空のようです。
右上端の切れたちょっと先に生野銀山があるようです。もうちょっと早く写真を撮っていれば、生野銀山が画像に納められたのねぇ・・・、ざんねん。
反対側(進行方向左側)にもどると、眼下には瀬戸内海の島々が・・・
<家島諸島>
そして瀬戸大橋が見えてきました。
いわゆる児島坂出ルートね。
岡山県の児島(現・倉敷市児島)と香川県坂出市を結ぶルートで、
瀬戸大橋線と呼ばれています。
本四連絡橋は、東から
1)明石海峡と鳴門海峡を通るルート(兵庫県と徳島県を接続、淡路島を通る)
2)児島坂出ルート(岡山県と香川県を接続)
3)尾道今治ルート(広島県と愛媛県を接続、いわゆる「しまなみ海道」)
の3つがあります。
児島坂出ルートはその中で真ん中にあるもの・・・
本四連絡橋
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%B7%9E%E5%9B%9B%E5%9B%BD%E9%80%A3%E7%B5%A1%E6%A9%8B
奥の方に讃岐富士が見えますねぇ。
僕はこの香川県の讃岐富士と鹿児島県の開聞岳が大好きなのです。
讃岐富士
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E9%87%8E%E5%B1%B1
開聞岳
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%8B%E8%81%9E%E5%B2%B3
飛行機はさらに西を目指し、今度は先ほど述べた尾道今治ルートが見えてきました。
今治市と大島を結ぶ来島海峡大橋の区間が写真に収まっています。
来島海峡大橋は3つの橋で構成されているようです(行ったことがないw)
来島海峡大橋
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%A5%E5%B3%B6%E6%B5%B7%E5%B3%A1%E5%A4%A7%E6%A9%8B
呉と言えば、いわずとしれた軍港の町。呉の鎮守府があった場所ですね。
そしてその沖には、海軍兵学校があった江田島がありますw
呉鎮守府
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%89%E9%8E%AE%E5%AE%88%E5%BA%9C
江田島市
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E7%94%B0%E5%B3%B6%E5%B8%82
海軍兵学校
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E5%85%B5%E5%AD%A6%E6%A0%A1_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
こんなこと言ってると右翼に間違われますがwww
四国方面をずっと眺めていると、明らかにおかしな光景にでくわしました。
盆地と思われる場所に雲(霧?)が溜まっていて、盆地の出口と思われる場所からその雲(霧?)がブワー!っと吹き出している・・・
<大洲盆地と肱川あらし>
ま、まさか、これがかの有名な肱川あらし???
地図で場所を調べると、確かに大洲盆地だ!
まさか肱川あらしを上空から見られるとは・・・
<肱川あらし>
肱川あらし
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%B1%E5%B7%9D%E3%81%82%E3%82%89%E3%81%97
http://www.city.ozu.ehime.jp/sightseeing/map/hizikawaarashi.html
肱川あらしは個人的に興味ある気象現象なので、いずれこのネタで一本ブログを書きませう。
<関連ブログ>
↓肱川あらし
***近日公開***
大洲を過ぎれば、九州はもうすぐです。
なが〜い佐田岬半島が見えてきました。
佐田岬半島は日本で一番長い半島らしい。
ちょうど日本を代表する大断層、中央構造線の真上にある半島です。
佐田岬半島
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E7%94%B0%E5%B2%AC%E5%8D%8A%E5%B3%B6
http://www.sadamisaki.jp/index.php
<佐田岬半島>
佐田岬半島の先っぽは蟹の爪のようになっていて、その先の豊後水道を越えると、いよいよ九州です!
<佐田岬>
蟹の爪のところをよく見ていたら、爪の真ん中からフェリーの姿が・・・
ひょっとして九四フェリーかな?
この九四フェリーってやつは、国道なんですよ。国道の海上区間にあたります。
国道197号ってのがあって、この197号は起点が高知で終点が大分なんです。
四国と九州は陸路でつながっていませんから当然、海の区間はフェリーでわたる。
この197号線の海区間が九四フェリーというわけです。
国道197号線
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%81%93197%E5%8F%B7
国道九四フェリー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%81%93%E4%B9%9D%E5%9B%9B%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC
豊後水道を越えると佐賀関半島が見えてきました。
そして、右の窓からは大分空港が・・・
窓から外を眺めていると、
キャビンアテンダント(CA)さんが「何か見えますか?」と話しかけてきました。
で、僕が「大分空港が見えますよ」って答えると、
CAさんは裏のブースに消えて、ほどなく
「お客様、進行方向右手に大分空港が見えています」
と機内アナウンスしました。
CAさんがそそくさと戻ってきて、
「10年前から知っているような口ぶりで思わずアナウンスしてしまいました」
と、ニコリwww
その後、いろいろ聞かれたので、国東半島、杵築市、城下ガレイで有名な日出町はあそこ、
とひとしきり説明。
「お詳しいですね。」と言われたので、
「父が単身赴任していましたので・・・」と答えました。
などと、CAさんと話をしているうちに、あっという間に阿蘇が見えてきた。
そろそろ着陸態勢のようです。
CAさんもあわてて職務に戻ります。
<阿蘇の山々>
熊本空港は阿蘇の外輪山のすぐ外側にあります。
阿蘇山を回り込むようにして、着陸しました。
熊本空港は実に3年ぶり・・・
親父の弔い旅行以来の訪問です。
<関連ブログ>
「巡礼の旅<九州・熊本〜大分> 1」 (2010/2/8)
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20100208
そして九州の地に降り立ちました。
さあ、いよいよ採集です!!
<終>