ロバのコラム

『ロバのティールーム 』 https://www.robanotearoom.com のコラムです。

ヒスイ海岸

前回のつづきです。

<前回の日記>
富山への道<家族旅行2013夏 その1>
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20130820


富山県東部の地図>

北陸道を西進し、新潟県から富山県に入ってすぐの朝日インターチェンジで高速道路から出ました。この時点で、時刻はまだ午前10時前。
お昼までにここに着けばいいと思っていたので、好成績です。
さっそく、朝日町内のヒスイ海岸(宮崎海岸)に向かうことにしました。
目的は、「子供たちの水遊び」と「鉱物採集」ですwww

国道8号から行くと、踏切を越えて、海岸に向かいます。
ちょうど踏切でひっかかり、北陸本線の普通電車が目の前を通過してゆきました。



<踏切で北陸本線を横断、奧には日本海が・・・>



<ちょうど北陸本線の普通電車が目の前を通過>


踏切をわたると、すぐにヒスイ海岸(宮崎海岸)です。
駐車料金(1日500円)を払って、海水浴場の駐車場にクルマを駐めました。



<ヒスイ海岸(宮崎海岸)に到着>


このヒスイ海岸(宮崎海岸)は、新潟県糸魚川市のすぐ隣町、富山県朝日町にある海水浴場で、円レキがいっぱい転がる、砂浜というよりレキ浜という感じの海岸です。
で、糸魚川市のとなりであるためにそのレキに翡翠などがあるんだそうな。
糸魚川市のヒスイ峡のある青海川の河口から、親不知を挟んですぐの場所なので、青海川由来のヒスイが流れ着くのでしょうか?親不知は山がせまる砂浜がないような海岸線なので、親不知を通過して、この宮崎海岸までレキが来るのかもしれません。

ヒスイ海岸(宮崎海岸)
http://www.shokoren-toyama.or.jp/~hisui/
http://www.japanjade-center.jp/jadehunter.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E3%83%BB%E5%A2%83%E6%B5%B7%E5%B2%B8

まあ、この海岸は、海に行きたがっていた娘たちの欲求と、鉱物採集がしたいオイラの欲求の両方を充足できるまさに夢の海岸なのです。

とはいえ、本式の海水浴の道具はもってこなかったので(実はボクだけ水着の用意をしていたが)、せいぜい膝までつかる程度です。



<娘(長女)が恐る恐る海に入る>


幼稚園年長の長女は海に直行ですが・・・


<なぜか次女は海よりもお菓子が先>


なぜか、次女(3歳)は海よりもおやつです。
どんだけ食いしん坊なんだ!この娘は・・・



<浜辺に陣取る一家>


一応、波打ち際に陣取りましたが、平日のせいか、ひとはまばらですねぇ
2年前にも同じところに来てるのですが、このときもまばらでした。
まあ地方の海水浴場なんてこんなもんでしょうか・・・



<慣れてきた長女が波打ち際で遊ぶ>



<うちの奥さまも子供を連れて波打ち際をウロウロ>


波打ち際で水遊びをしつつ、結局、みんな石(ヒスイ)を探しています。
まあ娘たちは単に丸くてキレイな石を探しているようです。
地質的に面白い場所なので、ヒスイに限らず、色とりどりのいろんなレキを拾えるのです。
それも、潮流が強いのか、ほとんどがまん丸い円レキ。
ヒスイは硬いので、円レキになりにくく、それも判別のポイントだとか・・・



<ヒスイ海岸(宮崎海岸)より新潟県親不知方面を見る>


新潟県側の海岸線を見ると、ホント、親不知って海岸線までずっと山がせまってるんだな、って思いますねぇ。高さも結構あるし・・・
海抜ゼロメートルからいきなり1000m越えの山になっちゃうんだから、ホント、すごい場所です。



<長女は綺麗な石探しに夢中>



<お気に入りの石を見つけたらしい>


長女はキャピキャピで波打ち際できれいな石を拾うためにいったりきたりしています。
将来は鉱物採集家になるのだろうか???

そのうち、ウチの奥さまが、「しんちゃん、これ、ひすいじゃない?」と言って石を見せました。
それがこれ↓



<ウチの奥さまが見つけた翡翠っぽい石(断定できず)>


石をかなり拾いましたが、これが一番ヒスイの疑いのある石です。
全体的に灰色がかっているのですが、所々、あざやかな緑の部分があります。
硬さも充分で、たぶんキツネ石ではない・・・
でもツヤがちょっと違うような気もするんですよねぇ
ヒスイはもうちょっと油ギッシュな樹脂光沢っぽいような気もする・・・
ハンマーでも当ててみるかな・・・
まだ割るかどうか迷っていますが・・・

一通り、ハマ遊びを楽しんで、オナカも空いてきたので、1時すぎに撤収しました。



<クルマの中で長女が漁師のオッサンスタイル>


さて昼メシでも食らうべ、つうことで、周辺を車でウロウロしていると、そこかしこの食堂で「たら汁」ののぼりやら看板やらが見受けられます。
え?鱈汁?
鱈って冬の魚でないの?って疑問に思いつつも、他に選択肢もないので、タラ汁を食べることにしました。
で、宮崎海岸からほど近いドライブインにチェックイン!

金森ドライブイン
http://tabelog.com/toyama/A1602/A160203/16004328/

出てきたタラ汁は味噌仕立てのタラのブツ切りの汁。
味は、う〜んまずくはないけど、中途半端な感じの味・・・



<金森ドライブインでタラ汁を食べる>


後で調べたら朝日町の名物らしい・・・
え、これが名物とは・・・

越中のタラ汁
http://www.ecchu-ryouri.jp/story/tarajiru/

ごはん食べおわり、3時ちょっと前だが、今日は早起きしたのでこのまま旅館に行こうということになり、旅館へ向かいました。
今日の宿は小川温泉元湯

小川温泉元湯
http://www.ogawaonsen.co.jp/

宮崎海岸から30分もかかりません。
一行は一路、宿を目指しましたとさ。

つづく

小川温泉元湯 <家族旅行2013夏 その3>
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20130827