ロバのコラム

『ロバのティールーム 』 https://www.robanotearoom.com のコラムです。

八方尾根(2)

前回の続きです。

<前回の日記>
八方尾根(1)<家族旅行2013夏 その7>
http://d.hatena.ne.jp/damascus/20130910


黒菱駐車場からリフトを二本乗り継いで、八方池山荘まで到着。
八方尾根のリフトはここまで、こっから先は登山者の領域です。
八方池山荘はもう純然たる山小屋です。



<八方池山荘>


八方池山荘
http://annai.hakuba.jp/content/view/56/68/

↑へぇ、ググって初めて知ったけど、八方池山荘って白馬村村営なんだねぇ。
白馬村は何個も村営山小屋もってるんですね。
白馬岳頂上小屋ぐらいしか思いつかなかった…

で、ここでお昼の時間なので、八方池山荘でお昼を摂ることにしました。
ボクは牛丼食べたけど、山小屋としてはわりとクオリティの高いごはんでした。

ご飯が終わったら、ご飯前に約束していた山小屋横で売っていたソフトクリームを娘たちに買ってあげました。



<ソフトクリームを食べる娘たち>


写真では真っ黒い感じに写っていますが、これは紫色のブルーベリー味です。
これが濃厚で意外とおいしかったのでビックリです。

ここまで来る観光客たちは、ここから山荘の背後にある八方山や、さらにその先にある八方池を目指してトレッキングしますが、5歳児と3歳児連れの僕らにはここから先は無理です。
山荘のすぐ近くにある展望台でよしとしましょう。

ここから八方池までは片道1時間半かかります。
ちなみにボクは八方池までたぶん2回行ったことがあります(20年ぐらい前かな、1回は大学のゼミ合宿、もう1回は忘れた)。

八方尾根自然路
http://vill.hakuba.nagano.jp/green/tozan_trekking/happoone.html

八方尾根の地形・地質
http://www.hakuba-happo.or.jp/archives/hana/tikei.htm

そうそう、言い忘れましたが、八方尾根は蛇紋岩で出来ています。
この崩れやすい蛇紋岩という材料で出来ているため、八方尾根はお椀をひっくり返したようなのっぺりとした形をしています。
(※上のリンク先「八方尾根の地形・地質」の地質図を参照)



<展望台からの白馬三山の眺め>



<展望台からの八方山の眺め>


午後1時も過ぎてしまうと、ここまで雲が出てきちゃうんですよねぇ
やはり山は朝、少なくとも午前じゃないとダメです。



<長女がちょっとグロッキー>


今朝からちょっと具合のよくない長女は、ここにきていよいよダメっぽいです。
なんかカラダが熱っぽい…
体操クラブの2泊3日のキャンプのあと、中1日で、この旅に来ているので、疲れがたまってしまっているのかもしれません。
かわいそうなので、一刻も早く下に下りることにしました。
(ちなみに次女は元気いっぱいでした。)



<下りリフト一本目>


まず八方池山荘前から1本目のクワッドリフトに乗ります。
そして、黒菱へ降りるリフトまで、徒歩で平行移動です。



<どんどん先に行く元気いっぱいの次女>


次女の後ろ姿を見ていると、ホント、大きくなったなぁ、と感じますねぇ。
なんでもひとりでできるようになってきました。
それにしてもちっちゃいリック背負って歩く姿はかわいらしい・・・



<オリンピックのスタートハウス>


そして、オリンピックのスタートハウスの横を通り・・・
下りのペアリフトに乗ります。



<下りのペアリフト>


下りのリフトって、何回乗ってもこわいよねぇ



<黒菱駐車場と岩茸山(左奥のこんもりした山)>


リフトからは眼下に黒菱駐車場とこんもりとした岩茸山が見えます
岩茸山にも岩岳スキー場というスキー場があります。
と思って、ググったら、ここも名称変更したみたいですねぇ
今の名前は「白馬岩岳スノーフィールド」らしい・・・


白馬岩岳スノーフィールド
http://iwatake.jp/


白馬岩岳スノーフィールドのwiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%A6%AC%E5%B2%A9%E5%B2%B3%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89



<リフト降り場に到着>


そしてようやくリフト降り場に到着・・・

このあと、このまま家路についたのですが、そのルートは、
白馬村からオリンピック道路を通って、小川村〜信州新町を経て、犀川に出て、
川中島を通り、更埴ICから上信越道をゆく、というもの。

しかし、白馬を出たのが遅すぎたのか、群馬の藤岡ICの渋滞にはまったため、吉井で高速道を下りて一般道で帰ったため、さいたまについたのは10時過ぎでした。
ちょっと、帰りは失敗したな、って感じです。

ちなみに、帰宅してから長女の熱を測ると39℃、やっぱり発熱してました。
とはいえ、解熱剤を飲ませて寝かしつけたら、翌朝には熱が下がり、ケロッとしてました。
やっぱり疲れていたのかねぇ・・・

ということで、2013年夏の家族旅行はこれで完です。
長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくれた方、お疲れ様でした。