贈り物
先日、みかん箱がひと箱、自宅に宅急便で届きました。
中身は、「石」です(あはは)。
主婦の嫁さんから、「重い荷物が届いた」との苦情?メール。
あはは、鉱物マニアと結婚したのが運の尽きです、あきらめてください。
マイミクの石友さんから標本整理して余った鉱物を送ってくれるとのことでご連絡をいただきまして、喜んでお受けした次第です。
この石友さんは子供の頃から鉱物採集をしていて、キャリア20年?、しかもガッツリやっている方なので、標本がハンパないです。
とにかく種類がハンパないです。しかもほとんど一点もの。産地も日本各地のみならず、海外のものも・・・。この石友さんは海外にも採集に行かれる方です。
日本各地も北は北海道から南は九州までいたるところのものです。質はピンキリ様々ですが、これだけの産地の標本を持ってらっしゃる方はなかなかいないでしょうな。
当初は送っていただいた標本を他の石友さんたちに配る予定でいましたが、一点ものが多く、しかもぼくの持っていない産地の標本ばかりなので前言撤回ですw。
北海道の稲倉石鉱山の菱マンガン鉱です。
この標本、欲しかったんだよなぁ〜
横から見たときの縞々が好き!
菱マンガン鉱とは、炭酸マンガン MnCO3 なんだが、不純物をいくらか含むと色がつく(普通はピンク)。その不純物によってこのように層状の形状になるんだ。
この菱マンガン鉱をはじめとするマンガン鉱物は、日本では付加体という地質区分にふくまれることが多い。
付加体の話は前にもブログで書いたけど、要はプレートが海溝でガリガリ削られて、そのカンナ屑が日本列島にくっついたもの。そして、このマンガンはプレートが海溝にたどり着く前に太平洋の真ん中で沈殿してできたものなんです。
このような層状の菱マンガン鉱のでき方は、一般に海底で熱水が噴出しているところでマンガンを含む熱水が冷やされて沈殿したものと理解されています。ですから、この層の色の違いは、沈殿反応が起きている過程での海底環境や熱水の成分を反映しています。
まあ、小難しい話はこれぐらいで・・・
稲倉石鉱山は、この層状の菱マンガン鉱でちょ〜有名な産地。
この産地の層状の菱マンガン鉱を知ったのは、小学生の時。
ある図鑑がきっかけでした。
その図鑑とはこれ↓
この本、まだ版を重ねて売られているみたいですね。
名著です!
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鉱物 地底からのたより
塚本治弘 著
定価1,575円 (本体1,500円+税)/小学校低学年〜中学生
判型:B5変型判/ページ数:54ページ/ISBN978-4-251-03380-2/NDC459
初版:1983年7月
あかね書房
http://www.akaneshobo.co.jp/chumoku/index4-251-90371-4.html
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ボクが買ったのは初版だったのかぁ〜
小学生向けの図鑑です。
いまから30年ぐらい前に購入。
その図鑑の中にこの稲倉石の菱マンガン鉱が紹介されています。↓
この図鑑には産地情報は書いていないが、この姿はたぶん稲倉石鉱山産。
他の書籍にも良く紹介されている産地です。
この図鑑、なかなか罪な本です。
内容をちょっと紹介。
鉱物は鉱山のズリ山で採集するんだよ〜、的なことが書いてあったり↓
磁鉄鉱、高師小僧、赤鉄鉱、ガーネットが載っていたり↓
どうです。
こんな本を地学好きの小学生に見せたらどうなります?
鉱物マニアになるに決まっているじゃないですか!
そしてその悪の道(?)に迷い込んだ男がここにひとり。
この悪魔の書(笑)に魂を奪われた男がここにひとり。
あれから、30年、いまでも鉱物にドップリです。
このように、この時期に読んで影響を受けちゃって、そのままその後の生き方を決定づけてしまった本が何冊かあります。
追々、ブログで紹介しようかな・・・
著者、版元などの情報はこんな感じ
(こういう書誌的なことがかいてあるページをなんて言ったかな?忘れた…、ググっても見つからん…)
※奥付でした…
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